
はじめに:ホームページは「作って終わり」ではない
「やっとホームページが完成した!これで集客も安心だ」
そんな風に思ってしまう方はとても多いです。実際に、ホームページ制作を依頼した後、公開と同時に満足してしまい、そのまま手を加えず放置してしまうケースは少なくありません。
しかし、残念ながらホームページは「公開=ゴール」ではなく、「公開=スタートライン」 なのです。
ホームページはネット上に置かれたお店のようなものです。開店しただけで誰もが来てくれるわけではなく、商品を並べ替えたり、看板を整えたり、時期に合わせたキャンペーンを打ち出したりと、運営努力があってこそ成果につながります。放置してしまえば、検索順位は下がり、訪問者も減り、せっかく投資したホームページが活かせなくなってしまうのです。
逆に、定期的に分析して改善し続けることで、ホームページは「育つ」ようになります。アクセス数は増え、見込み客からの問い合わせにつながりやすくなり、売上アップやブランド力強化という成果に直結していきます。
この記事では、制作後の運用で成果を伸ばすために必要なルーティンを詳しく解説します。アクセス解析の基本的な見方から改善のポイント、更新の習慣化、そして「制作後も育てていくパートナー」としての考え方まで。初めて運用に取り組む方でも分かりやすいように、具体的な例を交えてご紹介します。
1. アクセス解析の基本を押さえる
1-1. なぜアクセス解析が必要なのか?
「アクセス解析って難しそうだし、自分には必要ないのでは?」と感じる方も多いでしょう。ですが、これはお店に例えると「どのお客様がどの商品を手に取ったか」「どこで店を出てしまったか」を全く把握しないまま商売をしているのと同じことです。
アクセス解析をすることで――
- どのページがよく読まれているか
- どのページでユーザーが離脱しているか
- どんな検索ワードで来ているのか
が分かります。
つまり、解析は「次にどんな改善をすればいいか」のヒントの宝庫なのです。
1-2. Google Analyticsで確認すべきポイント
Google Analytics(GA4)は、ホームページに訪れた人の行動を詳細に記録してくれます。全部を理解する必要はありません。最低限、次の3つを押さえれば十分です。

- 直帰率
→ サイトを訪れた人が最初の1ページだけを見て帰ってしまう割合。高い場合は「ユーザーが求める情報がない」「導線が分かりづらい」可能性があります。 - 平均エンゲージメント時間(滞在時間)
→ そのページにどれくらい時間をかけているか。短すぎる場合は「文章が長すぎて読みにくい」「写真や見出しがなく退屈」などの課題が考えられます。 - 人気ページ(ページビュー数)
→ 最も見られているページ。たとえばブログ記事が上位に来ているなら、その記事からサービス紹介ページに誘導する仕組みを入れると成果につながりやすくなります。
実際の例
ある整体院のホームページでは、「肩こり改善ストレッチ」の記事が圧倒的に人気でした。その記事の最後に「当院の整体メニューはこちら」というリンクを加えただけで、問い合わせ数が2倍になったのです。
つまり、人気ページをただ読まれるだけで終わらせるのではなく、次のアクションにつなげる仕組みを入れることが重要です。
1-3. Search Consoleで流入キーワードを知る
Google Search Consoleは「どんなキーワードで検索されて訪問しているか」を教えてくれるツールです。
例えば、
- 「千葉 ホームページ制作」→ お問い合わせにつながる見込み大
- 「ホームページ 自作と依頼 どっち」→ 比較検討中の人
- 「SEO 記事 書き方」→ 情報収集中の人
このように、キーワードから訪問者の状況(今すぐ依頼したいのか、まだ調べているだけなのか)が見えてきます。
さらに注目すべきは「クリック率(CTR)」です。検索結果に表示されてもクリックされないのは、タイトルや説明文が魅力不足というサインです。たとえば「千葉でホームページ制作なら実績豊富なYujuwaへ」というように、地域性や安心感を盛り込むと改善できる場合があります。
1-4. 初心者が無理なく始める分析ルーティン
アクセス解析と聞くと難解に感じるかもしれませんが、最初は以下のシンプルな習慣からでOKです。
- 毎月1回、アクセス数を確認する
- どのページがよく読まれているかメモする
- 直帰率が高いページがあれば改善候補に入れる
そして「増えた」「減った」を短期で見るのではなく、半年〜1年の変化で比較することが大切です。
2. 改善ポイントの抽出方法
アクセス解析で数字を確認したら、それをただ「見て終わり」にするのではなく、必ず改善アクションにつなげましょう。ここからがホームページ運用の本当の価値です。
2-1. よく読まれているページをさらに強化する
人気のあるページはすでに検索やSNSで評価されている「資産」です。その資産を放置するのはもったいない話。そこで、読まれているページに追加の仕掛けを組み込み、問い合わせやサービス利用につなげる導線を作りましょう。
強化の具体例
- 関連リンクを追加する
例:「ブログ記事からサービス紹介へ」や「よくある質問ページへ」など。読者にとって自然な流れを意識する。 - CTA(行動喚起)を設置する
例:記事の最後に「無料で相談する」ボタンを置くだけで、行動率が変わる。 - 記事の内容をアップデート
例:統計データや事例を最新のものに差し替える。検索エンジンは「新鮮な情報」を評価する傾向がある。
事例
ある飲食店のブログで「おすすめランチ特集」が人気ページになっていました。記事下に「店舗の予約フォーム」へのリンクを追加したところ、月の予約件数が20%増加。人気ページをきっかけに、直接的な成果に結びついたケースです。
2-2. 離脱率が高いページを見直す
直帰率や離脱率が高いページは、ユーザーが「思っていた情報と違う」と感じているかもしれません。
改善の視点
- 見出しを整理する
→ 冒頭に要点をまとめる。忙しいユーザーはスクロールせずに離脱してしまう。 - 専門用語を減らす
→ 特に制作関連では「レスポンシブ対応」「CMS」など専門用語を避け、「スマホでも見やすい」「更新しやすい仕組み」と言い換える。 - 図解や写真を入れる
→ テキストが長く続くと読みにくいため、イメージを補強するだけで滞在時間が大幅に改善することもある。
実際の改善例
フリーランスのデザイナーが運営するサイトでは、「料金案内ページ」の離脱率が80%を超えていました。改善として「料金一覧を表形式にする」「プラン比較図を追加する」「見積もり相談フォームをすぐ下に置く」を実施したところ、離脱率は60%台に改善し、問い合わせ数も増加しました。
2-3. 更新が止まっているページをリフレッシュする
数年前に書いたままの記事や古い情報は、検索順位が落ちる原因になります。検索エンジンは「定期的に更新されているページ」を好むため、リフレッシュが有効です。
リフレッシュの具体的な方法
- 公開日+更新日を明記する
→ 「2021年の記事」ではなく「2025年最新情報」にすると読者の信頼も増す。 - 画像を差し替える
→ 古いスクリーンショットや小さな写真を最新に差し替えるだけで印象が変わる。 - 補足情報を加える
→ 「以前はこうだったが、最近はこう変化している」という更新が特にSEOで評価されやすい。
【事例:クリーンテック春日部のホームページ改善】
春日部市でエアコンクリーニングを提供する「クリーンテック春日部」様のサイトでは、公開当初は「業務用エアコンクリーニング」を中心に記事を作成していました。
ところが公開後にアクセス解析を重ねていくと、実際に検索されているのは「業務用」という専門用語ではなく、「店舗 エアコンクリーニング」「施設 エアコン」「天井埋め込み型」など、利用シーンを意識した具体的な言葉でした。
そこで、記事タイトルや見出しにこれらのワードを追加し、さらに写真や事例を更新。すると検索順位やクリック数が改善し、問い合わせ件数も増加しました。
このように「制作時の想定」と「実際の検索行動」にはギャップが生じることがあります。そのギャップを公開後の解析で発見し、改善していくことが成果につながるのです。
3. 定期更新のスケジュール化
改善と並んで大事なのが、「継続して記事を発信し続ける」ことです。
3-1. 更新頻度は「月1回」で十分
「毎日更新しないと意味がない」と思い込む方もいますが、実際はそんなことはありません。Googleは「継続的に更新されているか」を重視するため、月1回でも安定して更新していれば十分評価されます。
忙しい個人事業主や小規模ビジネスにとって、無理のない更新ペースを保つ方が長期的に効果を出せます。
3-2. 季節性を活かす記事更新
「更新ネタがない」と感じたら、季節やイベントに絡めると書きやすくなります。
- 春:「新年度にホームページを整えるべき理由」
- 夏:「繁忙期に備えた集客施策」
- 秋:「秋の冷房じまいとサイト改善の共通点」
- 冬:「年末年始に見直したいホームページ」
こうした季節性のテーマは検索ボリュームが一定数あり、かつ時期ごとに繰り返し需要が生まれるため、アクセスを呼び込みやすいのです。
3-3. 更新ネタに困らない工夫
ネタ切れを防ぐために、次のようなテーマをストックしておくと便利です。

- よくある質問を記事化する
→ 「制作費はどのくらい?」「納期は?」など問い合わせを記事化するとSEOにも有効。 - お客様の声や事例紹介
→ 成功事例は信頼性を高め、同業者からの依頼にもつながる。 - サービスの裏側や制作の流れ
→ 「どんな風に作業しているのか」を見せるだけで安心感につながる。 - 失敗談・改善事例
→ 「最初は集客できなかったけど、改善したら成果が出た」という実例は、同じ悩みを持つ読者に刺さりやすい。
具体例
たとえば美容室のホームページなら、
「お客様のビフォーアフター事例」
を記事にすることで、ブログがそのまま集客の武器になります。
「ヘアカラーのキャンペーン情報」
「季節に合わせた髪のお手入れ方法」
4. 制作後も「育てる」パートナーの重要性
4-1. ホームページは「手入れ次第」で成果が変わる
ホームページは、家や庭と同じです。建てた瞬間や植えた直後が終わりではなく、そこからの手入れや育て方によって、価値が伸びもすれば落ちもします。
更新もせず放置してしまえば、検索順位は下がり、訪問者も減り、せっかくの投資が無駄になりかねません。逆に、継続的に「整えて」いくことで、サイトは営業マンのように働いてくれる存在になります。
とはいえ、日々の業務を抱えながら、アクセス解析や改善、記事更新を一人で続けるのは簡単ではありません。「やった方がいいのは分かっているけど、時間がない」「どこを直せばいいのか分からない」という声を多く聞きます。
そんなときこそ、制作を理解している伴走者の存在が大きな力になります。
4-2. 専門家と一緒に進めるメリット
「自分で運用する」のと「専門家と一緒に運用する」のでは、得られる成果に大きな差が生まれます。
- 第三者の視点が入る
→ 自分では気づかない課題を指摘してもらえる。例:文章が分かりにくい、スマホでの表示が見づらいなど。 - 改善の優先度を整理してもらえる
→ 「全部やらなきゃ…」と焦らなくても、効果の大きいところから取り組める。 - 作業を任せられる
→ 修正や設定の作業を代行してもらえるので、本業に集中できる。 - 成果が出やすい施策に絞れる
→ 例えば「人気記事からサービスページに導線を入れる」など、少ない労力で効果が出るポイントに注力できる。
特に個人事業主や小規模ビジネスでは、時間と人手の制約があるため、「自分で全部やる」より「任せながら一緒に育てる」方が効率的です。
4-3. Yujuwaが目指す伴走型サポート
Yujuwa(ユジュワ)では、「作って終わり」ではなく、公開後も育てていくパートナーであることを大切にしています。
その背景には、代表自身がヨガや掃除を通して「整えること」「続けること」の大切さを実感してきた経験があります。ヨガは1回やれば終わりではなく、毎日の積み重ねで体と心を整えます。掃除も、一度きれいにして終わりではなく、日常的な手入れで快適な空間が保たれます。
ホームページもまったく同じです。
- 定期的にアクセスを確認して「整える」
- 必要な部分を修正して「育てる」
- そしてビジネスの成長に合わせて「進化させる」
こうしたプロセスを伴走することで、長期的な成果につなげることができます。
Yujuwaでは、例えば次のようなサポートが可能です。
- アクセス解析のレポートを一緒に見ながら改善提案
- コンテンツの更新方法やテーマのアドバイス
- 技術的な修正やSEO設定の代行
- お客様の事例紹介やキャンペーン記事制作の支援
「ただ作るだけの制作業者」ではなく、「一緒に走り続けるWebパートナー」であることが、Yujuwaの特徴です。
5. まとめ:公開後の一歩が未来を変える
ここまでお伝えしたように、ホームページは 公開した瞬間がゴールではなく、スタート です。
- アクセス解析で現状を知る
- 改善点を抽出して修正する
- 定期更新を習慣化する
- そして伴走できるパートナーと共に育てていく
このサイクルを回していくことで、ホームページは単なる名刺代わりではなく、ビジネスを支える営業ツールに成長します。
「公開後に何もしていない」という方は、今すぐ小さな一歩から始めてみてください。
アクセス数を確認するだけでも十分なスタートです。そして「もっと成果を伸ばしたい」と思ったときは、専門家に相談することが最短ルートになります。

クリーンテック春日部様の実例から学べること
実際に、クリーンテック春日部様のケースでは、公開後の運用でキーワードの方向性を修正したことで、見込み顧客からの流入が増え、問い合わせ件数が増加しました。これは「作って終わり」ではなく「運用改善が成果を生む」ことを示す好例です。
まずは気軽に相談から
もし「自分ひとりでは運用や改善が難しい」と感じたら、ぜひYujuwaにご相談ください。
- 「まずは相談だけでもOK」
- 「無料で状況をヒアリングし、必要な運用ステップをご提案します」
公開後の運用こそが、未来の成果を左右する大切な一歩です。
一緒にあなたのホームページを育て、成果につなげていきましょう。